今まで…

2005.12.28(Wed)

とっかりセンターのクリスマスイベントコーナーを作っていました。今回の訪問は3日間に渡り、内容も充実でしたのでとても一ページに収まりそうに無く3ページに分けました。皆さんにお見せできるものを100%とすると70%くらいまでは出来たかな。
ただ動画の圧縮にすこぶる手間取りそうなので、お見せできるのはもうちょっと先になりそうです。以前は動画無しで先行的に公開して後から動画を付けるというような公開の仕方もしましたが、こういう形はあまり好きではないことが判りましたので今回は動画と一緒にアップします。

下の絵は以前なんかのついでに描いたコムケのイラスト。無謀にもWindows標準搭載のペイントでマウスを用いて40秒くらいで描きました。exciteブログのアートカテゴリにトラックバックpingを送っておこっと。200512_28_57_c0031357_1273922.gif

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とっかりクリスマスと…

2005.12.26(Mon)

どうもどうも皆さんこんばんは。クリスマスいかがお過ごしでしょうか。私はこの三連休は例によって紋別のとっかりセンターに行きクリスマスイベントに参加してきました。コムケが、アタックが、コムスビが、タクマにカズキがサンタやトナカイになっていました。(下の写真はコムケサンタ)
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例によって詳しい様子はサイトで紹介しますが、作る時間取れるかなー…という気分です。しかも今回は三日間にかけとっかり三昧だったので写真や動画だけは山のようにありますし(質はともかく…)整理だけでもかなりの時間がかかりそうです。何とか本年中に作りたいですね。

とっかりセンターの詳しい内容はサイトに取っておくとして、違う話題を一つ。
本日紋別から阿寒湖に帰ってくる途中にわざわざ寄り道して買ったものがこれです。
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12月21日から北海道キヨスクで販売されている旭山動物園チョロQのアザラシです。紋別からの帰りにちょっと廻り道をして北見駅の売店で買いました。値段は1個1000円。きこきこ歯車をまわしてアザラシが車輪でずももももと進んでくるのはなかなかな光景です。進むときにほんとのアザラシみたいにぽむぽむバウンドしながら進んでくればなお善しですがさすがにそこまで要求するのは酷でしょうかね(^^; そういやアザラシの眉毛と髭がオレンジ色だったのがちと意外でした。何でオレンジ色なんだろ。札幌に帰ったらマリモチョロQと競争させたいです。通販もやっているらしいので道外の方もお一ついかがでしょうか?
↓パッケージの写真です。
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さすがに今日は疲れました。おやすみなサイデリア

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デジカメの暴雪・防寒対策

2005.12.26(Mon)

 先日のとっかりセンター訪問前に到着するようにブタバラさんに注文していたデジカメのレンズアダプターがようやく本日届きました。雪の影響でだいぶ遅れたようで
 このレンズアダプターは防雪対策として買いました。北海道の冬は横殴りの雪が吹き付けカメラには過酷な状況になります。
 簡単にできるカメラの防雪対策をgoogleで検索してもあまりピンと来るものが引っかからなかったのでちょっと紹介しましょう。

↓これが現在使用しているデジタルカメラです。サイトの写真も動画も基本的にはこれで撮ります。特に変哲のないカメラで、電源を入れるとみょーんとレンズが前に繰り出してくるタイプのカメラです。レンズがむき出しで前に出てくるので、雪が降り風が少しでも吹いている時にはレンズに容赦なく雪が付き挙句の果てに水滴になります。
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↓今回買ったブタバラさんのアダプター
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↓レンズアダプターをカメラにつけると
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 で、ここからが防雪対策です。レンズアダプターをつけると、みょーんと前に繰り出してくるレンズはアダプターの中だけで動くので、プロテクトフィルタ(透明なキャップみたいなもの)を着けてしまえばレンズに付く雪は防げます。次に本体に雪が付いたり水が付くのも出来るだけ防ぎたいのでジップロックの袋に穴を開けデジカメを覆ってしまいました。不恰好ですがそれなりの実用性はありそうです。
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 ジップロックの袋の一部にレンズの直径よりも小さめの切込みを入れ、そこからレンズを出しレンズアダプターと袋のつなぎ目をビニールテープで隙間の無いように貼り付けます。ジップロックの袋なので簡単に電池やメディアの交換も出来ます。ただ素材がビニールで滑りやすくうっかりカメラを落としそうなのでストラップ用の切込みを入れました。おかげでさらに不恰好になってしまいました(^^;滑らない自信があるならストラップ用の切り込みはいらないですね。

 一応袋に入れている状態なので防寒&結露対策にもなるかな?ジップロックの中に小さめのカイロを入れることもできそうです。うっかり暖めすぎたりしそうなのでお勧めはしませんが…。
 ウォータープルーフケースがあればこんなことをしなくても済むのですが、ケースに高い金を出すほど使うとは思えないしでかいから邪魔だしということでこんな方法を考えてみました。 何年か後に私と同じようにデジカメの防雪対策で検索をかけ、この記事に引っかかり役立ててくれる方がいたらうれしいなぁと思ってみたり。
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新潟の停電に対して思うこと

2005.12.23(Fri)

新潟では大雪のようですね。私の両親は新潟に住んでいますのでちょっと心配しましたが本人達はいたって元気な模様でした。我が両親の家ではマッチで着火する古い型の灯油ストーブをいまだに使っているのですね。これ電気がなくても燃焼できますし、上に鍋も置けるので料理もできるという災害時には非常に有効な特徴を持っています。

母の親、つまり私の祖父母の家ではこれのさらに上を行き現役の囲炉裏と清水を持ち、風呂は薪で沸かしています。いくら新潟でも囲炉裏を現役で使っている家は祖父母の家くらいなものでしたが…。
で、かの中越地震の際、祖父母の住む集落は水道、電気が何日にもわたり止まる事態に陥りました。この時には清水を周辺の家に分け、皆さんとても助かったそうです。また地震直後、両親がパンなどの調理しなくても良い食料をしこたま買い込んで救援に向かったところ、祖父母は農家ですから食料もたくさんあり囲炉裏と竈で調理した炊き立ての新米コシヒカリの食事が出てきたという逸話も聞きました。

こういう話を聞くと今式の石油ファンヒーターは着火すらできない停電時のことを思うと近代化も行き過ぎると怖いですね。災害の多い日本でオール電化の家って自爆行為なのではと思います。いや、都市で囲炉裏と清水の生活をしろと言われても無理なのですが…。冬の北海道で大停電や大地震は勘弁して欲しいです。
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阿寒湖も大雪です

2005.12.18(Sun)

 今日は全国的に雪が降っているみたいですね。阿寒湖は昨夜の時点でほとんど雪が降っていなかったので、「このくらいの雪で寒波かなー。それとも道東はまた「一部の地域を除いてナイター中継を延長します」の除かれた一部地域のようなものかな」と油断していました。

 が、阿寒湖ももちろんこういう流行に乗り遅れることなく大雪になっています。こういうとこだけ流行に乗らなくても…と思います。朝起きたらびっくり。車が埋まっていました。宿舎の旅館にお手伝いに来ている背の低いおばちゃんは「腰まで埋まってなかなか来れなかった」とおっしゃっていました。

 で、先ほど除雪をしようと思い外にでたら、私の宿舎にスキー合宿のため滞在している高校生達、スキー場が大雪で閉鎖されたためやることが無いらしく、トレーニングをかね宿舎一帯の雪かきをしてくれていました。私の車の雪もついでに下ろしてくれているみたいでありがたいことです。200512_18_57_c0031357_9342724.jpg

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最近の生活など

2005.12.17(Sat)

 12月も半ばを過ぎて忘年会シーズン真っ盛りですね。今週末辺りがピークでしょうか?
 クリスマスも一週間前になり世間は浮かれているのかな?阿寒湖でもちらほら小さな電球を点滅させているのを見かけますし、クリスマスっぽくなっているサイトを見かけますし。

 おじさんは阿寒湖で修行僧のように暮らしているのでどっちもあまり関係ない生活です。今日も作業着に身を包み、土日は閉まる研究室の鍵をあらかじめ借りておいたので朝から出勤し顕微鏡とパソコンをいじっていました。10時間くらいは顕微鏡を覗いていたような…。
 冬になり食事つきのところに移って以来、毎日出される食事を食べてちょこっとネットやってサイトいじって風呂入って寝るのみです。
 自炊していた時には食材を買うついでに酒を買って飲んでいたのですが酒も2週間くらい飲んでいないですし。そういえば大学に入って以来、三日以上禁酒したのは、入院した時くらいしかなかったような…。そう考えると今の生活は我ながらストイックな生活です。

 そんな生活をしていると暇ではないか、娯楽が無いとか、息が詰まりそうとか言われますが、全くそんなことは無いです。むしろ札幌にいるといろいろ入ってくる雑音がないのでストレスがたまらない生活です。食事が出て研究実と往復するのみですからお金も使わないし。

 あ、一昨日はFauraの発売日ですね。阿寒湖で手に入るかなー。
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阿寒湖が凍り始めました

2005.12.16(Fri)

ついに阿寒湖が薄っすらと凍り始めました。最近朝方にはマイナス10度以下になるのが普通でしたからようやくです。もちろんまだまだ薄い氷で、陸に近いところのみ凍っています。人間が乗ってもびくともしなくなるまでにはもうちょっとかかるかな?氷が分厚くなったら待望のワカサギ釣りです。(↓凍り始めた阿寒湖)
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湖畔には薄く張った氷の上にはカモが乗っていました。カモが氷の上に着陸する際、水と見分けがつかなかったのか、いつもどおりの姿勢で着地し、氷の上をすーっと滑っていく様子が面白かったです。写真のカモは氷の上にいました。
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ちなみに2日前(14日)の大雪の際に撮影した阿寒湖はこちら↓まだ凍っていません。
間をあまり警戒しないシカでした。

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そうそう阿寒湖畔エコミュージアムセンターの裏では久々にエゾシカを見かけました。撮影時の距離は5mくらいの近さ。人間をあまり警戒しないシカでした。
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旭山動物園&冬の屋外撮影

2005.12.11(Sun)

 昨日から旭川市の旭山動物園に行ってました。具体的なアザラシに関する内容は例によってサイトのほうに上げるとして、昨日はとても寒かったです。気温はマイナス6~7度で風も5~7m/sで10分も外にいると凍えてしまいました。寒さのせいかデジカメの動作も不安定で、気分よく撮影でき無かったのはしょうがないですね。撮影しているとデジカメがフリーズするんですよ。11月の紋別行き辺りから時おりデジカメがフリーズしたり記録できなかったりと挙動不審だったのですが、旭山では挙動不審ではすまなかった…。数枚撮ってフリーズして暖かい休憩所に持ち込んで、暖めて復活したら再び外にでての繰り返しでした。そういえばどこかのおじさんも「寒いからすぐバッテリーがだめになるわ」とか言ってましたし。私の場合暖めた電池を入れても数枚撮ると固まっていたのでバッテリーの問題ではなさそうでしたが…。

 カメラ本体のマニュアルを見てみたら動作温度は0~40℃。メディアのマイクロドライブも0~70度。デジカメをいうのは結構寒さに弱いものなのですね。ということはほとんど氷点下である冬の北海道でのデジカメ撮影はかなり厳しいのか。冬の北海道こそ写真を撮りたいものですが仕方の無いことです。
 といっても旭川からの帰途、防寒対策を考えたのですがタオルにカイロを入れてカメラにぐるぐる巻きつけるくらいしか思いつかなかったので、ホームセンターでタオル・使い捨てカイロ・テープなどを買ってきました。冬の紋別行きも近づいてきたことですし、まずは阿寒湖で耐寒試験です。
 冬の北海道の動物園は常に氷点下。屋外のデジカメ撮影の際には気をつけましょう。なんか良い防寒対策がありましたら教えてくださいm(__)m

(↓旭山動物園のゴマフアザラシたち)200512_11_57_c0031357_238377.jpg

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おれたてぃやみんなトドだでぇ!

2005.12.06(Tue)

 今日はナウでポップなヤングっぽいミュージックの話題です。といっても柄ではないので歌詞の解釈とか演奏についてとかはしませんし、とっかりblogなので海獣関連のお話です。
 
 今日のメインテーマは友川かずき。友川かずきという名前をどれだけの人が知っているでしょうか?70年代の暑さを感じさせてくれる、カテゴリーで言えばフォークソングになるのかな?そういうジャンルの歌を歌っている人です。今は競輪解説者や画家としてもご活躍されています。
 出身地の秋田弁の響きが残る絶叫は妙に心に残り、英語交じりの歌詞に頼った愛だの恋だのばかりの現代のパンクやロックにはない熱いストレートな歌詞と絶叫、私は好きです。代表的な歌は「生きてるって言ってみろ」でしょうかね。「生きてーるって言ってみろ! 生きてーるって言ってみろ! 生きてーるって言ってみろ!」と落ち込んでる時に聞くと身に突き刺さる絶叫をしてくれます。

 で、その友川かずき、海獣ソングを作っています。その曲の名は「トドを殺すな」海獣ソングというとやわらかめに聞こえますが思いっきり熱い歌です。

「可哀想なトドと可哀想な人間に唄います」という独白のような友川の言葉で歌は始まります。フォークギターと友川の声のみで歌い上げられるトドの歌。歌詞を一部紹介すると
「北海道の空と海の蒼 かき分けるようにいきてゆく動物たち
役に立てば善だってさ 役に立たなきゃ悪だってさ 誰が断を下したんだよ」

 歌詞の内容は今から見ればなんて事のないものです。ただこの歌が出たのは1970年代。
当時はエコロジーな21世紀とは違う考え方が蔓延していたのではないかなと思います。
そんな中でのこの歌詞は画期的というべきか世間に反発する若者らしいというべきか。
そして文字にしてしまうと普通ですが、常に友川の想いと秋田訛りが込められています。

「トドを殺すな トドを殺すな 俺たちみんなトドだぜ
おい撃つなよ おい撃つなよ おいおい俺を撃つなよ」

 そして友川の絶唱。一節ごとに!を入れたいくらいの絶唱です。歌詞は標準語で書かれていますが私の耳には「おれたてぃゃみんなトドだでぇ!!」と聞こえます。文字にしてしまうと私も違和感を覚えます。

 二番もあるのですが全部写すのは気がひけるのでこの辺で…。というより続きの歌詞を聞きたい人いるのか?(^^; まぁ、聞きたい人はCDで。レンタルとかはおそらくこの人の場合、取り扱われていないです。標準的な大きさのツタヤに友川が置いてあるとは思えねえ。あ、amazonでは取り扱っていました。入門には初期傑作集がお勧めです。「トドを殺すな」も入ってるし「生きてるって言ってみろ」も入ってるし。

追記:「生きてるって言ってみろ」は公式サイトで試聴できました。興味のある方はどうぞ。
他には「口から木綿」、「春は殺人」、「犬」、「桜の国の散る中を」辺りが私は好きです。
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オンネトーは凍ってました

2005.12.04(Sun)

午前中のエントリでオンネトーでも行こうかなーと書いてた通り行ってきました。
オンネトーは阿寒湖から20kmほどの場所にある小さな湖。道中凍りついた道を通っていきます。つるつるです。下りカーブが写真のように凍っているといやーな気分になります。たまに鹿が飛び出てきましたし。
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そんな冷や汗をかきながらたどり着いたオンネトーはすでに凍っていました。阿寒湖より小さく標高の高い場所にあるので冷えるのでしょう。写真の山は雌阿寒岳と阿寒富士。
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氷は結構な厚さがありましたが、まだ乗っかるのには勇気がいるくらいの厚さでした。川の流入しているとことは氷が薄そうでしたし。天気が午後から崩れてきたのが残念でした。
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オンネトーのある足寄町と旧阿寒町の境には以前紹介した阿寒町のカントリーサインがまだありました。冬になってしまいましたし、来春まで放置かな?
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帰ってきてからはサイトをいじっていたら間違って必要なファイルを消したりしてしまいサザエさんを見ながら復旧作業です。寝坊した割には充実した日だったかな?
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久々の森

2005.12.04(Sun)

昨日は最高気温がマイナス3.5度と一日中気温が氷点下の真冬日でした。そんな中久しぶりに温泉街近郊の森をうろうろして来ました。森の中はこんな様子。もう雪で白くなっていました。長靴で行ってよかったです。
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森を抜けると「ボッケ」という名前の温泉が地中から湧いている場所があるのですがそこは地熱で暖かいので雪も明らかに少なかったです。気温は氷点下なのに虫が鳴いていました。火山の恵みですね。
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ボッケ周辺に入ったとたん、道の雪が鮮やかに無くなります。地面を触るとほのかに暖かいです。手前がボッケ側、奥が森側。
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お約束のボッケから見た雄阿寒岳。湖が凍るのはもうちょっと先です。
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湖本体は凍っていませんが、湖の上の草木には氷が纏わりついていました
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温泉街に引き返し阿寒湖畔エコミュージアムセンターまで戻ってくるとツララが育ってきていたので記念撮影。70cmくらいはあったかな。
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 さて今日は休日らしく寝坊してだらだら洗濯をしてその待ち時間にこれを打っている私です。今日はどう使おうかなー。引越し以来車を動かしていないので動かしてあげたいですが、道は凍っているから遠くに行くのはめんどくさいし自炊をやめたので買い出し行く必要もないし。オンネトーくらいまでいってこようかな、と思っております。
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今年最後の船出

2005.12.02(Fri)

ここ数日で一気に冬になってしまった感のある阿寒湖です。

さて昨日、私は久しぶりに阿寒湖上に出てきました。阿寒湖は今月下旬には全面結氷するので
来年春まで船で湖に出ることはないでしょう。
昨日の阿寒湖の最低気温はマイナス9.7℃。いやー、寒かったです。
先回の更新では雪が降っていると紹介しましたがあれから雪は降らず毎日晴れています。
が、晴れると放射冷却が起こり雪が降っている時より夜間・朝方の気温が下がるのですね。
そんな状態なので先日降った雪がまったく解けずむしろ氷になっています。

阿寒湖自体はそれなりに大きい湖で深く体積があるので、一晩冷え込んだくらいでは凍りません。が、湖から汲んだ水をその辺にぶちまけたら数分で凍りついてつるつるになっていました。
明日の阿寒湖の最高気温は-4度。ついに真冬日に突入のようです。

写真は阿寒湖上からの雌阿寒岳です。頂上付近は樹木がまばらな山なので真っ白になっていました。200512_03_57_c0031357_1323742.jpg

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阿寒の観光

2005.12.02(Fri)

 私は阿寒湖のものでも観光業に携わっているものでもないですし、偉そうなことを言えるわけではないですが、今まで3ヶ月近く阿寒湖に滞在し、観光地・阿寒湖の現状を多少でも見てきました。そして言いたいことがたくさん溜まってきました。外から来たからこそ見えるのもあると思います。そんな想いです。

 旅行者には団体旅行に参加する方と個人旅行の方がいると思いますが、阿寒湖の場合、この二つはくっきり分かれています。団体旅行はアジア系の人たちと日本の50代より上の方達がほとんどで、30代より下の方は自家用車・レンタカーがほとんどみたいです。私の周りでも団体旅行に参加したことがある友人は聞いたことがないですし。
 で、私の体験、友人が来た際の観察からの独断ですが、若者はお金を持っていないので阿寒湖にはほとんどお金を落としていきません。せいぜい宿泊代(しかも安いとこ)とガソリン代とお土産を1000円ほど買うか買わないか程度でしょう。何より若者にとってお金を落とす決め手もないですし。
 お金は金満年輩団体旅行者のほうがよほど落として行きます。で、団体は遊覧船に乗って水槽があってマリモの展示施設のある島まで遊覧船で往復して大型バスに乗り込んで次の観光地へ…、というのが一般的なようです。団体客にもいろいろありまして、低価格な客だと東京発二泊三日往復飛行機で29800円という千歳~羽田の通常往復航空券金額より安いツアーがあったりします。こういうお客さん、悪いとはいいませんが、常識的に考えてこの予算から宿泊施設に払われるお金は通常に予約される場合より遥かに安いものはお分かりいただけるでしょう。ホテルにとってもうまみ(というとやらしいですが、当然ホテルは慈善事業ではないので。)のある客ではないのでそれなりのサービスしかできないですし、お客さん側もそれなりのサービスしか受けられないので不満。どっちも不満なままで、お客さんは「もう来ねえよ!」という思いを抱き北海道を後にします。
 まぁ、これが現在の阿寒湖の状況なのですが、この状況、果たして続くのでしょうか?今の30代以下の個人旅行をしている人たちがお金を持っている年輩になったら団体旅行に移るのでしょうか?

 団体で動くのがめんどくさい、好きな行動が取れない、そして個人で移動ができるレンタカーも一般に普及したので、若い人はツアーには出ずに個人旅行をしているわけです。 この流れは顕著になっているようで阿寒湖のホテルの年輩の従業員に聞くと「今の若い人はレンタカーだからなぁ~」とか言ってました。
 この個人旅行の旨みを知っている個人指向の強い若者が年輩になったら、団体にシフトするかな。私ならシフトせず、好きなようにとっぷりととっかりセンターに行きます。私の50代半ばの両親でさえ北海道に来た時はレンタカーか、私を運転手にするか、あるいはJRのフリー切符を買ったりして好きに行動しています。

 要するにこれからは今までのようなツアーは廃れていき定番観光地だろうがなんだろうがこれからは、個人に行かなくていいやと思われれば閑古鳥が鳴くでしょうし、団体客が暇そうにぞろぞろ列になってうろうろしているということも少なくなるでしょう。

 で、再び阿寒湖ですが、阿寒湖の売り、他の観光地と差別できるところは?というと「マリモ」というのが現実的でしょう。温泉は北海道ならどこにでもあるし、阿寒湖のホテルで出される食べ物は他から持ってきたものを客に出しているのが現状ですから。ではそのマリモを使って何か魅力あることができているの?というと現在のところ厳しいです。遊覧船に揺られ、マリモの展示施設のある島に10分滞在し、その間にみるというのが現状です。触ることはもちろんできませんし、自然の状態でどのように生きているのかということすら、見ることができません。私の友人の場合、遊覧船に300円以上の価値は無いと切り捨てていました。

 それでは阿寒湖は凋落の一途かというと決してそんなことはないです。今は古い観光地からの脱皮期かなとおもいます。
 まずは今年の阿寒町と釧路市の合併をにらみ、阿寒湖が釧路の外れに位置し全体からの重みが軽くなるという危惧からか阿寒町の観光協会をNPO法人化するという技を繰り出しました。フットワークも軽くなり、横に長い湖畔温泉街の観光客の便を図るため循環バスの運営を開始したり、夏季にはオープンカフェを開いてみるなどなかなか活発に活動しています。結構いろいろなところで「変わらなきゃ!」という息吹を感じます。
 マリモのほうもこの間、地元保護会の会長さんのお話をお聞きしたら「阿寒湖内の絶滅した生息地にマリモ群落を復元し、そこは自由に生息地を見学できたり、実際にマリモに触ったりすることができるような場所にしたい」とおっしゃっていました。今阿寒湖では地元・研究者が一体となってこの生息地復元に取り組んでいます。将来復元した生息地に行ってみたらマリモでキャッチボールができるくらいに気軽にマリモに触れられるようになっているかもしれませんね。マリモでキャッチボールや雪合戦のようにマリモ合戦ができるとか言われたらかなり行ってみたい気がしますし。人間の影響で絶滅したマリモ生息地を人間の手で復元する、それだけでもかなり異質な土地になるでしょうし、なんとなくプロジェクトX臭も漂う土地になりそうです。

 長々と書いてきましたが若者がお金を持つ世代になったとき彼らを呼び込める何かを阿寒湖が持っているか、それが一番重要だと思います。そして現状に居座ることなく、常に新しい世代のニーズを読んでいくことが必要です。それをせずに昭和後期のままの観光地で停滞していたのが現在の阿寒湖の状況だと思います。阿寒湖を北海道に置き換えても同じようなことが言えるだと思いますが…。
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プロフィール

ひろき


著者:ひろき

内容:
・アザラシ、海棲哺乳類、鳥、海底の這いずりモノの記録
・旅の記録
・読んだ本の記録
・団地のリノベーション
・その他日々思いつくこと

著者連絡先:
tokkariblogあっとgmail.com
(あっとは@に変換ください)

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