夏新潟~枝豆(茶豆)・トウモロコシ・茄子~

2013.08.26(Mon)

夏になったら食べたくなるのが、生まれ育った新潟の畑の野菜たち。毎年のこの季節の行事なのですが、何年やっても盛夏の野菜のうまさには格別のものがあります。今年は畑仕事を何もやってないので畑を荒らす狸と同レベルですが、夏野菜の熟し具合も佳境に入った8月24日に行ってまいりました。


まずこの季節に食べたい野菜は枝豆と茄子。両方とも一人当たりの消費量は新潟県が日本最大の野菜。ご他聞に洩れず私も夏になるとよく食べていたのですが、子どものころは豆やナスはちっとだけ食べてあとは肉や魚を食っていたような。でも毎日の食卓に両方とも「ふっとつ」出てきて今から思えばアレは父が消費していたに違いない。それはともかく新潟っ子が大量消費する枝豆ナス。両作物とも新潟県内の生産量はともかく県外への出荷量は大したこと無いのです。要するにその辺で適当に作って自分の家や親戚で消費してしまうので、流通に乗るのは少ないので出荷額には現れてこないんですね。物々交換の材料になったり、他人からもらったりするので、新潟の夏の田舎では、茄子や枝豆が貨幣代わりになります。我が家も田んぼ(魚沼コシヒカリ)の畦の空いているスペースに枝豆を適当に植えてそれを収穫して食べます。他の家もそんな感じでしょうからJAに下ろすわけではないので、新潟のナスや枝豆は出回りにくいのかも(とはいえ地元スーパーには流通していますが)。

前置きが長くなってしまいましたが、そんな新潟の枝豆やナスを食べた話。半分以上旨い枝豆とナスを食った自慢なので、むかついたら閉じてください。。。

我が家の枝豆畑。アマガエルどもがうじゃうじゃいます。このカエルが乗っている葉っぱこそ枝豆の葉。
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アマガエルの遊び場になっている枝豆。カエルを追っ払いながら収穫です。
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この日収穫した豆はいわゆる茶豆。枝豆の茶豆としては新潟では黒崎茶豆が有名ですし、お隣の山形県ではだだちゃ豆としてブランド化している茶豆もあります。魚沼でも茶豆は取れます。

大学時代の農学部の講義に畑作系の講義があり、私の専攻とは関係ないので話を聞き流していましたが、その講義で心に残っている話として、いかに美味しくビールと枝豆を食べるかという趣旨の内容がありました。マメ科作物は収穫直後から自ら発熱し、甘みの成分(ショ糖?)を分解してしまうので、取れたてが最も旨く、時間が経てば経つほどおいしくなくなってしまうとのこと。結論としてもっともうまい枝豆の食べ方は取れたてをとっととゆでて食べるのが正しい、、、という講義がありました。(ちなみに枝豆以外の野菜もたいてい収穫後に発熱したりして糖分を分解するので取れたてがうまいという内容だったような??)

今回の枝豆は畑で収穫し塩をふり熱湯に投入して茹で上がるまで30分も経っていない枝豆です。ぴんぴんして枝豆の甘みが強く味が濃いのです。いくらでも食えそうな気になる幸せなものです。
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この写真はゆでたての枝豆の写真。茹でたのですが生みたいな見た目。茶豆の特徴の茶色い産毛がお分かりいただけるのでは。。。新鮮なせいか、ゆでたての豆の毛もぴんぴん跳ねて弾力があります。
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とうもろこしも収穫後からすぐに甘みが落ちていく野菜の代表。こいつも収穫してすぐ茹でるとしっかりした固さがあり食べると甘みが広がります。
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続いてはナス。日本には濃い紫に茄子紺という名前が付けられるほどなじみ深く、美しい色の野菜。新鮮なうちに漬けたものを頂きます。皮の歯ごたえが茄子漬けの妙ですなぁ。目の覚めるような紫色。
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テーブルクロス代わりのものは徳島の藍染の風呂敷。これも美しい紺色。藍染はJapan Blueとも呼ばれた染色。日本人は深い紫や紺色に強く反応するのかもしれません。





十日町の地酒、松乃井のワンカップ(左)と天神囃子のワンカップ(右)。どっちも新潟らしい辛口ですが松乃井は甘みがありまだ飲みやすい。天神囃子はきつい辛口、だから漬け物や枝豆のような塩分の高い料理に合うので、私は天神囃子のほうが今回の料理には合うと思いましたが、どっちも旨い酒なので好みでやればよいかと。
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ナス料理は奥が深い。引き続き味噌田楽。味噌は自分の家の大豆と米で作った味噌。塩以外は自給。贅沢なことです。
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洋風素材との組み合わせもいけます。茄子の包容力は大きい。何の違和感も無くオリーブで炒め物とチーズとあわせたもの。この茄子は梵天丸という種類。名前の通り伊達政宗にちなんでいるのか東北方面でよく栽培されている。
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8月も終わりに差し掛かり、そろそろ畑の作物も秋野菜たちに移行します。そして秋晴れの空が高くなってくる9月中旬頃は魚沼の稲刈りが始まり、いよいよ新米のシーズンになります。
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夏京都~伏見稲荷・豊国神社~

2013.08.23(Fri)

この週末、久しぶりに京都へ。



時間が無かったので街中には入り込まず、高速のICからも行きやすい伏見稲荷へ。実は初めて行きました。
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この日の京都は快晴で最高気温は37.1度。狐も暑そうですが厳しい顔で迎えてくれる。日差しが強く朱色も鮮やか。
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名物の鳥居。これは壮観で、中はなんとなく周囲より涼しく、京都にやってきた感が感じられます。誰が撮ってもそれなりのクオリティの写真が撮れる数少ないポイントかもしれません。
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鳥居は森の中。隙間から森の空。
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鳥居も新しいものは艶めかしい朱色をして折り光を反射していると綺麗に輝いています。
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山全体が稲荷で森の中に参道が繋がって鳥居がある。
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鳥居の中に日差しが差し込むと、柱は白っぽくなり、参道に影が落とされ、美しい。
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異次元に吸い込まれるかのような。
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伏見稲荷のあとは東山区の豊国神社へ。三十三間堂や国立博物館のほど近くにある神社。それほど観光客が来る神社ではなく、どちらかというとひっそりしている神社、、、ですが侮ってはいけません。
拝殿にあるその唐門は国宝にも指定されている豪壮なもの。
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国宝の唐門というと豊国神社の唐門より、むしろ西本願寺の唐門が有名ですが、スケールは豊国神社のほうが迫力があるかと思います。豊国神社の唐門は木地が見えているので派手さはありませんが。豊国神社は豊臣秀吉を祭った神社。豊臣家の門の五七桐があちこちにちりばめられています。
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そして唐門の中には10本の柱で支えられた拝殿。そしてその奥には本殿。唐門から先は普段は入れないのですし、境内の石はきれいに掃き清められ、静寂とした境内に木々が茂る様子はなんとも神聖な雰囲気。
(↓写真は唐門直下から撮影しております。)
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短時間ながら神聖な神社にお参りできたので帰途に付きます。
が、高速に入る前の絶妙な位置にある餃子の王将の京都東インター店についつい入ってしまう。絶妙な位置過ぎてついつい入ってしまう。東京にも餃子の王将があるのですが、よく考えたら関東では入ったこと無い。。。
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こんなにうまいのに入らない。餃子の王将・天下一品とかと国宝・世界遺産とオサレカフェが融合している街だからこそ京都は魅惑的な街になるのかもしれません。
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公衆電話

2013.08.22(Thu)

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東京駅丸の内地下改札側、横須賀線ホームに下りる階段の裏側に12台の公衆電話が。ぱっと見3タイプの電話がありました。こんなに公衆電話がたくさんあるのを見たのは久しぶりな気がします。公衆電話は10年くらい使っていないような気がしますし、テレホンカード自体持たなくなり何年経ったことか。

この日は時間が無くて通り過ぎたけど、詳細を調査しに行かなくては。
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横浜観測史上最高気温

2013.08.13(Tue)

記録的な猛暑。四国では日本の観測史上最高気温である41度を12日に記録したようですが、我が横浜市も1896年観測開始以来の117年に及ぶ観測史上の最高気温を8月11日に更新したのです。

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その気温は37.4度なので、記録的には地味な値。


そのとき我が家の気温計は↓の値をうろうろ。
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北向き窓の外で38.2度。家の内部で34.7度辺り。
ちなみに我が家は相変わらずエアコンがありません。もうこのくらい暑いと家にいるだけでいらいらするし、家庭内内紛が絶えません。

そんならエアコンを買えばいいのにと思いますが、お金が無いわけでもないのですが、この猛暑でエアコンの注文が殺到しており、今注文しても我が家に取り付け工事が来るのは2週間後とか。そんなら8月も終わりかけるじゃないということで注文しないで乗り切っています。

もう暑くてどうしようもない休日は家を捨てて、放浪の生活を送っています。
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真鶴・琴ヶ浜スノーケル

2013.08.10(Sat)

関東は記録的な猛暑の日々が続いております。
エアコンが無く南向きでがんがん強力な日差しの我が家、仕事に行って平日不在にしている平日はともかく、休日に家にいると軽く死ねる可能性があるくらいの暑さになります。

家にはいてられないので、海に。今日は先日行った館山とは逆方面の真鶴方面へ。横浜から東名を西へ。厚木JCTから小田原厚木道路を経由し、真鶴半島へ。今となっては旧世代の高規格道路の小田原厚木道路。


今日のポイントは真鶴半島の琴ヶ浜。駐車場と海が近く便利。車から歩いて一分くらいで海。館山の沖ノ島よりだいぶ楽。
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さっそく海に入ってみると○○スズメダイ系の青い魚がたくさん。密度は館山より濃いかな。だいぶ濁っていますが。
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濁りで見難いですがアオリイカの赤ちゃんの群れ。
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小魚を持っているアオリイカの子供がいました。追いかけ過ぎたらせっかくの魚を捨てて一目散に逃げていってしまいました。悪いことしたな…。
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なかなか毒々しいヒトデも。オニヒトデの比ではありませんが。。。波あたりが激しく流れのあるところだったのでぶれてしまったが。
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ハコフグ。
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カエルウオ。流れの速いところだったのでおでこの触覚が横に流れていました。
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なかなか立派なサンゴイソギンチャク。沖縄の海ならクマノミの類が2~3匹入っていてもおかしく無さそうなサイズ。真鶴半島はサンゴイソギンチャクの分布の北限で天然記念物に指定されているそうな。
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真鶴半島は思ったより行きやすく、生物が豊富な感じでした。そういえば海に面している陸は魚つき保安林に指定されていて、太い木が海岸ぎりぎりまで生い茂っていて独特の雰囲気。
場所によってはサンゴもいるようですし、アクセスも我が家からは手軽だしもう少し開拓してみたい。もっと伊豆半島側も攻めてみたいものです。
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野辺山高原・2013夏・青春18きっぷ・

2013.08.04(Sun)

小淵沢駅から八ヶ岳南麓の小海線へ。



国内で最も標高が高い駅野辺山駅で下車。
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駅前で自転車を借りて、野辺山高原をチャリチャリ散策。雲が多かったけど八ヶ岳の主峰たちがよく見えます。
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駅から15分。日本の鉄道最高地点の碑。
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最高地点といっても何があるわけではなく、淡々と線路が敷いてあるだけです。
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今日はこのくらいにして、横浜に戻ろう。

野辺山は長野と山梨の県境あたりですが、案外近くて15時頃野辺山を出ると普通列車・快速列車を乗りついでも20時頃には横浜に戻ることが出来ました。
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小淵沢駅・元気甲斐・土瓶のお茶・2013夏・青春18きっぷ・

2013.08.03(Sat)

青春18きっぷの旅。続き

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身延線からさらに中央線で北へ。。。。山梨といったら桔梗信玄餅。ローカル電車のこのテーブル付き座席が嬉しい。


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小淵沢駅の駅弁、「元気甲斐」。この駅弁は私がずっと食べてみたかった駅弁。名前は変なシャレですが、鉄道に関する著作の多い作家・宮脇俊三氏が称えていた駅弁であります。私の拙い文章で紹介するより、文章に凄みさえ感ずることも多い宮脇さんの著書から拝借して紹介しましょう。


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今、本の当該ページを携帯で撮ってきました。角川文庫の宮脇俊三著「駅は見ている」の「駅弁」選のP166。

さて「元気甲斐」中身の紹介。

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開けてみたらメニュー表が付いてありました。やはり只者ではない気配が。メニューは派手さは無いですが丁寧なお仕事が必要そうな素朴な品が中心です。
お値段は1300円と駅弁にしては高い部類ですがこの内容なら納得か。


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中身はこんな感じ。見た目どおり一個一個が丁寧に作られています。わがままを言えば出来立てを食べたかった。量は食べる人に無茶をさせない量。


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元気甲斐はいろいろ本物志向でやっているようで、一の重の胡桃御飯は立派なホオノキの葉でくるまれていました。写真はお見苦しくて申し訳ないですが食べたあとに胡桃御飯を包んでいた大きなほんものの朴葉。あとお重となっている木の器も、木を模したプラスチックや発泡スチロールではなく、本物の木の折です。今の駅弁ではなかなか無いのではないでしょうか。お弁当を作られているのは丸政さん


小淵沢に来たもう一つの理由がこちら。

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これ、土瓶に入ったお茶です。今はペットボトルが普及していますが、以前はプラのお茶容器(こんなやつ)でお茶を売っていますが、さらにその前、プラが普及する前は汽車の中では土瓶でお茶を売っていたのです。私が産まれるはるか前のことなので私もそんな風景を見ているわけではないですが。

そのはるか昔の汽車旅のお供だった土瓶のお茶を復刻させたのが、小淵沢駅。作られているのは元気甲斐と同じく丸政さん。

手持ちは柔らかい金属の紐で、その縒り方がたまらないですね。

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フタがコップ代わり。捨てるのがもったいない容器。容器の使い道を考える楽しみも与えてくれます。私は日本酒を入れて冷蔵庫に入れて晩酌の冷酒用容器にでも使おうかなと思います。
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ひろき


著者:ひろき

内容:
・アザラシ、海棲哺乳類、鳥、海底の這いずりモノの記録
・旅の記録
・読んだ本の記録
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・その他日々思いつくこと

著者連絡先:
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