早春の釧路へ~道東旅行 2014春① ~

2014.03.16(Sun)

暦も3月に入りました。この季節になると行きたくなるのが北海道の道東。この季節の北海道の東側は2008年の3月以来、ご無沙汰です。

気づいたらあっという間に6年もたってしまったか。。。6年前は東京にいた年、あれから仙台に行ったり石垣に行ってまた横浜に戻ってきて、、、となんかいろいろあったものです。

私の個人的な感傷はともかく、ここ数年は流氷も野生アザラシも見ていないですし、友人知人が釧路のタンチョウを見たがっていたりしているのと、あっちで居を構えたりしていることもあり、3月の道東に繰り出すことにしました。ツルを見たり湿原を眺めたり流氷を眺めたりしつつも、運が良ければアザラシも見られるくらいのライトなアザラシ捜索も盛り込む旅程にして久しぶりの道東にわくわくします。私にとってはこの地方は大学時代は毎月のように行ったり滞在していた懐かしい場所です。このアザラシサイトも大学の頃のアザラシを眺めた記録がメインになっています。


さて、旅の始まりは羽田空港から。今回は3月7日から二泊三日。寒さもピークを越え流氷もシーズン終盤。流氷に会えるかな?

JALの釧路行き初便で一路北海道へ。飛行機に乗る前のこの時間が一番楽しい時間帯かもしれません。ツルのマークの飛行機でツルを見に行きます。
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一時間半後、9:40に釧路空港に到着。釧路空港はたんちょう釧路空港になっていました。釧路には何度も来たけど飛行機で来るのは初めてで空港の中に来るのも初めて。あの頃はお金も無い学生だったから、札幌から車で来るのが当たり前だったので、延々6時間くらい掛けて釧路まで来たものです。
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空港の前では早速ツルがお出迎え。
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さて、早速今回の旅行の目的の一つである「タンチョウを見たい」を果たします。季節は冬季なので、午前中に給餌場に行けば、ほぼ確実にタンチョウがいるでしょう、ということでレンタカーを借りて、鶴居村のツルの集まるポイントを目指します。今回はどちらかというとホスト役でハンドルを握ります。

タンチョウは学生時代によく見かけた動物。個人的には優雅だと思いますが、それほど好きになれなくてあまり正面から向かいあったことが無い動物。なぜなら結構大きいのと冬は人間から餌をもらって凌いでいる軟弱さと鳥の中でもとりわけ無表情な鳥なので…。

そんなタンチョウですが、今回は良い機会ですから改めてタンチョウと向き合おうと思います。


まずは鶴居村の鶴見台。道道53号線沿いにある超お手軽タンチョウポイントです。


タンチョウ、いましたいました!!、、、、が、それより雪の上をペタペタ歩くハクチョウ可愛い(^^)
タンチョウの大群に混じってハクチョウは一羽でツルの群れに割って入っていました。しかし、なぜここにハクチョウがいる?水鳥のハクチョウが好みそうな水面も無いし、落穂を食うには雪が積もりすぎているし…。怪我でもして留鳥になったのかな?ツルの群れに入っていれば確かに外敵には襲われにくいだろうけど、、、といろいろ気になります。

タンチョウは、ああタンチョウですね、、、って感じです。やっぱりこの鳥とは仲良くなれそうにない。

黒、白、赤、黄。
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次はタンチョウ給餌地として名高いこちら。
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一生懸命餌(撒かれたトウモロコシ?)を食っているタンチョウ、、、目も黒目というより眼窩が窪んでいる亡霊のように見えてしまう。やっぱりアップで表情を見る鳥じゃ無いですね。ハクチョウやカルガモなどのガンカモ系やワシタカの猛禽系に較べても表情が無くて怖いです。。。
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このくらいの距離感のほうが優雅さを堪能できます。
2羽が鳴き交わしているシーン。
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子作りをしてみたり、、、

未来への飛翔。
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餌はまだ?
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白と黒のツートンカラーはやっぱり優雅。羽を広げると特に美しいです。
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伊藤サンクチュアリの付近の道路では路上で道草をしているタンチョウたちが。
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手厚く保護されているせいか、人間が見える範囲でものどかに暮らしています。


伊藤サンクチュアリは釧路湿原の西側。ツルを見た後は釧路湿原を東西に横切るダート道の道道1060号線を通って釧路湿原を横断し、釧路湿原の東部へ向かいます。
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プロフィール

ひろき


著者:ひろき

内容:
・アザラシ、海棲哺乳類、鳥、海底の這いずりモノの記録
・旅の記録
・読んだ本の記録
・団地のリノベーション
・その他日々思いつくこと

著者連絡先:
tokkariblogあっとgmail.com
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