野鳥を見て帰京・野幌森林公園と青葉公園=北海道積丹旅行11(最終回)=

2015.06.29(Mon)

4月半ばの北海道旅行の記録も今回が最後。実に4月から11回にも渡って書いてきました。途中連休を挟んだり、海外に行ったりを挟みましたが、季節も春を通り過ぎて既に梅雨。。。この旅行は海獣が豊作な旅行だったので”とっかりブログ”名前ゆえに熱が入り、長くなりましたが、最後は海獣が出てきませんので、さらっと東京に戻るまでの経緯をまとめて終わりにしたいと思います。

トドを見た後、小樽をあとにして、札幌方面へ。時刻は8時半を過ぎた頃。本日の18時には千歳発の飛行機で成田に戻りますが、直で空港に向かうにはまだまだ早い時間帯。せっかくなので鳥を探すことにして、向かったのは札幌と江別と北広島にまたがる野幌森林公園。

学生時代に何度か来ました公園です。10時前に大沢口から入園します。改めて見るトドマツやエゾマツは懐かしい・・・。
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気がつけばもうミズバショウのシーズン。一昨日はフキノトウを見たというのに。北海道ではミズバショウは結構頻繁に見ますし、しかも巨大になる。”コレコレ”って感じの生き物を見つけてこれまた懐かしい。
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切り株のコケ。いっぱい立ち上がっているものは新芽のように見えますが、高校生物で教わった胞子嚢かな?
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鳥のほうも見たかったシマエナガ!営巣用でしょうか。鳥の羽をくわえて可愛いです。
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シマエナガは北海道在住時代は全く気にも留めなかったですが、最近鳥に興味を持ち出して以来、気になっていた鳥です。ネットで検索すると北海道ではそれほど珍しい鳥ではないようですし、実際、今回の野幌森林公園でもそれほど苦労せず見つけられました。しかし北海道在住時代は鳥を見ようとする気持ちを持っていなかったので完全スルーしていました。とてももったいないことです。中学時代の京都の古寺への修学旅行のようなもったいなさです。

シマエナガ。小さく、そしてすばしっこいので写真が難しいです。トドアザラシのようにはいきません。
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エナガは本州でも何回か見ましたが、シマエナガのほうが顔が白くて可愛いと思います。そして本州のエナガより小さい気がするのは背景の森の深さ大きさが北海道の方が大きいからか。。。最近人気急上昇中の鳥のようです。

これは本州でもよく見るコゲラ。馴染み深いです。
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妙に人なれしているのか?カメラ目線のヤマガラ。
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シロハラゴジュウカラ。これは北海道限定の亜種かな?
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枝の影が体に掛かっちゃったけどもう一度シマエナガ。前面白い丸顔に黒い眼は可愛い。
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野幌には12時半頃までいましたが、お腹が空いたので退園。森林公園近くの六花亭でお土産を買って、昼飯を適当にセイコーマートで買って、適当に食べながら空港の千歳方面に向かいます。

千歳市街に14:30頃到着。飛行機は18時なので、空港に向かうのにはちょっと早い。欲を出してもう一箇所どこかで鳥探しをすることに。16:00くらいに空港方面に向かえば車の返却時間を見越しても余裕のはず。

しかしどこに向かうか、、、あまり千歳から離れたくないので、郊外のちょっとした森がある大きめな公園くらいでいいのですが、さすがにそこまで細かい土地勘もない。ナビ頼みで、市街から近くに青葉公園というのがあるようなので行ってみることにしました。
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なかなか広めの素敵な公園。

早速散策すると、キツツキが木を叩く大きな音が。都市近郊の公園なのに勇ましいドラミングの音。クマゲラなら面白かったのですが、アカゲラでした。何羽かいたのか公園のいろんな方角からドラミングの音が。
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何か群れでいるヤナギの木がありました。ちょっと遠いですが、、、
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キレンジャクでした。なかなかファンキーな見た目の鳥。
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野幌でも見たシロハラゴジュウカラ、再びです。
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小一時間うろついてタイムアップ。

千歳空港のレンタカーや産に向かう途中の空港の外れにこんな石碑があるのに気付きました。
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このモニュメント、確かに昔の”千歳空港”=航空自衛隊の千歳飛行場側に建っていたけど、普通の人は千歳空港=新千歳空港と誤解するんじゃないかな、、、。と私も偉そうに書いていますが、この写真を整理して”新”千歳空港表記じゃなく、変だなだなと思って地図を確認する前この碑の裏に広がるのが自分が乗る飛行機が使っている空港だと思っていました。

今の空港は新千歳空港であって、千歳空港は別物な上、石碑は空港から南よりの苫小牧方のさびしい場所に建っていましたが、昔の千歳空港は新千歳空港の北側にあったので、、、。昔の千歳空港関係の建物でも有ったのかなんかあるのでしょう。7年に及ぶ北海道生活で新千歳空港も何度も使ったけど、この碑を見るのは初めてです。ま、いいや。

さてレンタカーを返して、送迎バスで空港まで送ってもらう。レンタカーのタイヤの空気漏れか何かで怪しい件は口頭で伝えたけど伝わったのか。。。タイヤの見た目はまだエアーが抜けきっていないのか、異状が無い見た目なタイヤでした。何か次に乗る人が事故や故障で困ってなければいいのですが。

あとは新千歳空港でだらだらして成田に戻ってきただけなので、北海道の話はこれで終わりにします。

本エントリの冒頭にも書きましたが本当に海獣が豊作な旅行で、もっと手短にまとめようと思ってたところ、これも伝えたいあれも掲載したいとなってずいぶん長いシリーズ物になってしまいました。通しで読んでいただいたならありがたいことです。

次の北海道は、、第一回で書いたていた離島にいてみたいなぁ、と思いますがいつのことになるやら、、、です。
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トド岩に上陸する野生トド=北海道積丹旅行10=

2015.06.27(Sat)

おたる水族館裏のトドの観察の続きです。

トドが海に入ってしまったので、海面観察は少し休憩にして、祝津の灯台の高台からおたる水族館の様子を見ることに。

朝の開館前の水族館。海獣達は起きているけどのんびりしている様子。
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水族館のトドのオスとメス。野生個体もすぐそこで泳いでいるほど小樽の気候は野生のトドにマッチしているのか、トドも活き活き暮らしているように見えます。海につながったプールで屋外で飼育しているせいかもしれません。
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、、、と思っているうちに体の大きなオスがトド岩に再度上陸しました。
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海水で濡れた体が日光でキラキラ光っています。

オスに続いて体の小さなメス?子ども?も上陸。その上をウミウが飛んで行きます。
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こんな近くで漁師さんの船があっても特に動じず。
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エンジンを切って、海底の獲物(貝類?)を狙っている漁師さんにはトドもあまり警戒しないのか。漁船を警戒していたら小樽の海では暮らしていけないと思いますが。


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上陸しているトド群れの近くに泳ぐトドもいました。



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この日のトド岩の様子。なかなか多くの大小の漁船がトド岩周辺で漁をしたり、航行したりする様子がわかると思います。


コンデジで撮影したので上の写真のような画質とはいきませんが動画もアップしてみたり。



一方、水族館の中のアザラシ。まだ寝ているのか、二度寝なのか、、、。
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さて時刻も8:30過ぎで日も高く昇ってきました。そろそろ次の目的地に行くか、と思って車を見ると、
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一昨日の夜のように右前輪のタイヤが空気が抜けて凹んでいる。うーん。一昨日の経験がありますし、ここは小樽という北海道でも大きな街なので慌てはしないですが、どうしたものか。

一昨日はスタンドで空気を入れてから、200kmくらい走っても異常はなかったのですが、やはりバルブが劣化しているのかどこからか空気が漏れているのでしょうね。

ひとまず小樽の街中の早朝から開いているスタンドを求めて移動。こころもちゆっくり車を動かします。

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小樽運河も信号待ち時にちらっと見るのみ。何度も見ているのでもういいかな、ここは。


運河近くのセルフのスタンドでガソリンを入れつつ、空気圧を測ってみると、0でした。この見た目のタイヤなら仕方ないかもしれません。
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空気入れで空気を入れてあげると、しっかり適正圧まで入る。
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一昨日の経験から言っても、今日一日くらいは走り回っても不具合もないでしょうし、あまり考えても仕方ないので、次の目的地に向かいます。タイヤに配慮してまずは5号線で札幌方面へ向かいます。
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小樽の海と野生トドの群れ=北海道積丹旅行9=

2015.06.25(Thu)

北海道旅行も3日目にして早いですが最終日。今日の午後には東京に戻ります。

昨日の長時間活動に疲れて20時に寝こけたところですが、早朝、薄明るくなるくらいに跳ね起きます。ちょうど日の出の頃の時間。

出発の用意をしつつ、本日の行動を考えます。思い浮かんだ案は、昨日に引き続き積丹半島先端の神威岬・積丹岬に向かう案が一案。久しぶりにおたる水族館に入館する案が一案、小樽は早々に切り上げ、どこか他のところで時間を使う案が一案です。

積丹半島先端案は昨日の訪問でそれなりにアザラシを堪能し、本日再訪しても時間が経っていないので、あまり昨日と代わりが無いかな、、、と思います。おたる水族館案は一人で行くのも寂しいところ、今回はもう少し野生動物を見たいと思います。3案目が一番魅力的ですが、小樽のあとどこに行くかは決まっていない。。。

旅先の自由で贅沢な悩みを抱えたまま出発!まずは昨日のおたる水族館の裏でアザラシを見ましたので、あのアザラシがどうなっているか見に行こうと思います。

ホテルから10分ほどで水族館のある祝津地区に到着。早速灯台のある高台に上って海の様子を確認します。

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海は今日も穏やかで凪。朝の光で綺麗ですね。

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昨日、アザラシが寝こけていた岩は空席になっていました。カモメの類がたくさんいますね。

アザラシはいなかったのですが、珍客がいました。2枚上の写真で右側に小島が写っていますがそこに、、、
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野生のトド!

しかも何頭かいるようです。

この小島はトド岩と呼ばれておりますが、その名のとおりトドが来るんですね。おたる水族館裏の灯台より祝津パノラマ展望台からの方がトド岩に近いのでそちらに移動。

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祝津パノラマ展望台から見たトド岩。向かって左端の岩場にトドが。

朝日を浴びてかっこよいです。
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6~8頭くらいの小さな群れ。

と、そこに漁船が近づいてきました。今日はべた凪の海。天気も良く漁日和。この祝津は漁港がありますし、漁船の往来もなかなかあります。
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トドの群れは船に向かって吠え出しました。警告と威嚇のつもりかもしれません。寝ているやつもいるようですが。。。
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それでも漁船が近づいてきたので一斉に海に飛び込む!
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トドが小樽の海で暮らすのもなかなか大変です。
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トドは海に入ったあともトド岩周辺や漁船の周辺をヒョコヒョコ頭を出しながら回遊していました。

漁師にとってはトドは魚を食べ、たまに網に引っかかって漁具を壊すこともある厄介者でもあるトド。漁師さんの気持ちからすればどこか行って欲しいと思うのも理解できます。私個人としてはトドと漁業の共生を望むのはもちろんですが、ここでは淡々と見たままを紹介し、個人的な思いを書散らすのみです。

もうしばらくおたる水族館裏の海の様子を観察することにします。
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おたる水族館、、、外の海岸で転がる野生アザラシ=北海道積丹旅行8=

2015.06.23(Tue)

積丹半島を後にしてやってきたのは小樽市。この街には海獣飼育では国内有数の規模を誇るおたる水族館があります。今日は小樽に戻ってきたのが16時くらいなので残念ながらおたる水族館には入館しませんが、この水族館の恐ろしいところは館内で飼育している海獣のほかにも野生の海獣がうっかり水族館外の海にいたりするところです。10年前(もう10年も経つのか!)の訪問時もゴマフアザラシが水族館裏で転がっていました。

おたる水族館裏はちょっとした高台になっており灯台が立っております。その小高いと岩に登ると水族館や外の海の様子が一望できます。今回はここに上って海の様子を見てみます。
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このポイントから水族館の海獣公園を”タダ見”が出来てしまいますが、水族館まではちょっと距離があるので、おたる水族館の面白さの1/100も分からない場所ではあります。トドプールでは相変わらず餌の争奪戦を繰り広げているようです。
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さて、水族館外の海岸を双眼鏡でリサーチすると、だいぶ遠くに、何やら怪しい影が岩場の上に転がっている。。。多分アザラシですね。
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怪しい影は水族館をはさんで反対側の祝津パノラマ展望台側から確認した方が良さそう。(3枚上の写真ですとちょうど太陽光で白っぽくなっているあたりが祝津パノラマ展望台になる)

早速移動します。

祝津パノラマ展望台からの光景。写真右上の灯台が写っているあたりが先ほどまで写真を撮っていた辺り。そして眼下の海岸にアザラシが転がっているはずですが、なかなかの高度感・距離があります。
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いた!!!
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ゴマフアザラシですね。先ほど積丹で見たアザラシよりもだいぶ小さい。まだ子どもかな?


しかしあまりにも爆睡しているのか、全く動くそぶりが無い。死んでないよね、、、とか思い始めた頃、

寝たまま前足同士、後足同士を擦り合わせていました。生きていてちょっと一安心。
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あ、起きた!
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と思ったらまた寝た、、、。
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結局、こいつは日が暮れて暗くなるまで、ここで寝続けて、夜の帳の中に消えていきました。
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日が暮れたので私のほうも時間切れ。今日は早朝から活動し、神威岬・積丹岬・おたる水族館の裏で野生のゴマフアザラシを見て、トドの死体も見たしなかなか盛りだくさんな一日でした。


この日の夕飯は昨日に引き続き再度、山岡家。小樽にも山岡家が出来たんですね。街中ではなく5号線の朝里のほうに。ちょっと時の流れを実感。今日はしょうゆ味ですが、やはり昨日食べた塩味よりこちらの方が旨い。

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わざわざ北海道まで来て食べるのを他人に勧める味ではないですが、私にとっては学生時代を思い出させる懐かしい味。なんでもバクバク大量に飲み食いしていた時代です。

さて、今日も泊地は小樽です。が、さすがに疲れたので昨夜の健康ランドではなく、普通の安いビジネスホテルに泊まります。早朝から動いていたせいか、部屋で缶ビールを飲んでベッドにひっくり返ったら、着替えもせず朝まで寝てしまいました。
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入り江でくつろぐゴマフアザラシたち=北海道積丹旅行7=

2015.06.22(Mon)

引き続き積丹岬の岩場に転がるゴマフアザラシの様子です。

見つからないように岩の隙間からアザラシを眺めていると、ずいぶんくつろいでいる様子。転がったまま前足を伸ばしたり。伸びをしているのかな。
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短い前肢で顔を掻いて、
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大あくび。
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あ、こっち見た。見つかったかな?と思いましたが特に気にする様子もない。
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こっちは海を泳ぐアザラシ。顔をひょこひょこ出して楽しそう。
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泳ぎながらこちらを伺ってくるアザラシもいました。逃げたり避けたりする感じではないですが、見慣れない闖入者が気になったのかな。
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こいつは半分水没しながらも岩の上で昼寝していました。短い尻尾が可愛いです。
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くつろいだり遊んだりしているアザラシはいつまでも見ていても飽きない。のんびりアザラシと過ごす午後です。一通り撮影したら私もちょっと失礼して、ザックを枕代わりに岩場に寝転びアザラシの気持ちになって、アザラシを眺めてのんびりすることにします。こんな穏やかな時間を味わうために日々暮らして旅に出るのかもしれません。旅先ということもありいろいろな想いが頭に浮かんでは消えます。

しかし、ここで野営するわけにはいかないのが人間の辛いところ。それにもう一箇所気になっていて本日寄りたいところもありますので、陽が傾き出した頃に岩場を後にします。


車に戻って駐車した付近のアスファルトを見ると、ど根性ツクシがワラワラと生えておりました。見習いたい。
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車に戻って、積丹を後にして小樽・札幌方面に向かいます。
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積丹岬の岩場に転がるゴマフアザラシたち=北海道積丹旅行6=

2015.06.20(Sat)

南米から戻ってきました。なかなか興味深い生き物たちがいたのでそれは別に書くとして、中途半端になっていた北海道積丹旅行の続きを再開します。

何回も来ているにもかかわらずアザラシを未確認だった神威岬で念願のアザラシと対面した後は、再び積丹岬方面に戻ります。積丹岬は先ほど遊歩道を歩きましたが、ちょいと他にも気になるポイントがありまして。

海岸に沿って歩いては双眼鏡を覗きます。

お、波の穏やかな岩場に数頭のアザラシが泳いだり転がったりしているのを発見しました。
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気付かれないように岩の陰に隠れながら接近します。
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あ、右の個体に気付かれた?、、、といってアザラシは警戒するでもなく「何か変なのが来たなー」というくらいの顔をして、また昼寝に戻っていきました。


人を警戒していないアザラシの表情を眺めるにはこのくらいが限界かな。手ごろな岩の上に望遠レンズを置いて、頭だけ出して双眼鏡でアザラシたちを眺めます。

首を曲げて、短い後ろ足を目一杯広げてストレッチ?
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上陸している方は長時間日の当たるところでごろごろしていたのか、毛が乾いてふかふかになっています。
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くつろいでいる顔をしているなぁ、、、と思います。見ているこちらも眠くなってきてしまう風景。
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周辺には2頭で泳ぐ別のアザラシも。全部ゴマフアザラシです。
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アザラシ数頭と私と海鳥の声と潮の香りとさざ波が岩場で砕ける音と春の太陽しかない贅沢な瞬間です。こんな時間を味わうために日々働いて日銭を稼ぎ、そして人もほぼ来ないような北海道の海岸に来たので、もうしばらくこの海岸でアザラシと穏やかな時間を過ごすことにします。
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夜の障子戸の魅力:団地リノベーション

2015.06.18(Thu)

我が家の今は畳敷の和室で片隅に私の1.5畳ほどのワークスペースがあります。このスペースは壁で仕切られており、換気・明かり取り用の小窓があり、出入りは障子の引き戸になります。先回はこれらの開口部に障子を張る様子を紹介しました。

この障子戸と窓が入るだけで随分和室っぽい雰囲気が醸し出されます。
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小窓は妙な桟の配置になっておりますが、これらの建具は中古でウン十年前のボロボロのものです。敢えて買うのも物好きかもしれません。

障子は昼も良いのですが、夜もまた美しい。ワークスペースの明かりだけ灯すと、、

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オレンジの柔らかい光が漏れてなかなか良い。内側のワークスペースの明かりは裸電球の明かりです。

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和紙の材料と同じ楮が材料の障子紙なので、紙の繊維の不均一さが不思議な桟模様と合わさって表情を出します。


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引き戸手前の床の無垢材です。この部分は木曽桧材、白っぽいですが艶かしい木肌で、障子を透かしてくる光を鈍く反射させるのも良い表情です。

我が家ながら良い選択をしたな、と思います。もっとも私というよりより妻の意向がかなり強く反映されてこの家が出来ているのですが・・・。

まぁそれはそれとして障子戸を設置して、正解でした。 暗がりで家を好きになるとは余り考えていませんでした(^-^)
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初めての障子張り:団地リノベーション

2015.06.17(Wed)

我が家の居間の片隅には私の1.5畳ほどのワークスペースが設けられています。居間は畳敷であることは書いたとおり和風で、ワークスペースの入り口も障子の引き戸です。また居間に面した壁にも換気用の室内小窓が付いています。これも障子窓。

これらの建具は古建具屋さんで仕入れたもの。リノベーション工事では障子張りまでは入っておらず、障子がない状態で引き渡されています。入居して一ヶ月ほど経ってしまいましたが、ようやく障子張りを行うことにしました。

居間の畳の上に倒された引き戸。桟のみで一ヶ月経ってしまいました。。。
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こっちがワークスペースの小窓。手に持っている枠が二つで窓を構成します。
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障子張りは実家で母や婆さんがなんかやってたなぁ、、、くらいの記憶でやったこともないのですが、まずはホームセンターに行って材料を仕入れてきました。といっても大層なものではなく材料はチューブ入りのデンプン糊と障子紙だけです。障子紙はたいした面積を貼るわけでもないので、ちょっと値段が張る楮100%の和紙っぽい質感での紙で。漂白された白ではなく自然な色見の物にしました。障子紙もと言ってもいろいろ種類があって紙を交換するだけで雰囲気を変えられるのが面白いです。



早速施工です。障子や糊のパッケージの裏に施工法が書いてありますから、これを参考に別に難しいこともないです。まずは桟にデンプン糊を乗せます。母や婆さんは水に糊を溶いて刷毛で塗っていたような記憶がありますが、今回は先端が塗りやすいノズル、鏝のような形状のチューブ入りの糊を使います。今の時代は便利なもんです。
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端をテープで固定し、シワがつかないように障子紙を転がしながら張っていきます。
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ざっくりと引き戸枠より大きめに裁断したのち、放置。乾燥します。
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糊が半乾きくらいになったら乾いたら、枠に沿って定規を当てて鋭利なカッターで仕上げとしてキレイに切ります。
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これで出来上がり。妻が器用で初めての割にすんなりと張れました。私は、周りをウロウロしていただけ・・・。


障子戸を壁に入れ込んだところ。
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思っていたより簡単に終わりました。障子張りも引き戸一枚、小窓二枚くらいなら楽しんでやれるくらいの分量です。施工は小一時間程度で終わりました。

障子戸は昼も素敵なのですが、夜はさらに良い。次は夜の様子を紹介したいと思います。
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腕時計のプレゼント~rikiのクロノグラフ~

2015.06.15(Mon)

今年の誕生日は腕時計を妻がプレゼントしてくれました。

送ってくれた時計はrikiシリーズのもので、日本のSEIKO社のALBAブランド。
「riki」という名は日本の工業デザイナーの渡辺力氏から。このシリーズは2001年(氏が90歳!)より“自由で堅実なデザイン”をコンセプトにしたシリーズとのこと。渡辺力氏はシンプルで見やすいデザインの時計を数多く世に送り出されています。


実は妻からこのrikiの時計を送ってもらうのは2回目。
1回目は完全に妻の選球眼のみで選んできてくれました。当時私は腕時計を着用せず携帯電話などで時刻を確認しておりましたが、そんな夫を見て社会人としてはアレだと思ったのかもしれません。
その時に購入してくれたのはシンプルな文字盤に落ち着いた茶色の皮ベルトの時計で配色もデザインもとても良い物だったのです。が、女性の妻が選んだせいか文字盤が小さめでバンドも細い品だったのです。一応男女兼用のものではありましたが、私のような180cmオーバーの熊のような男がつけるには華奢で可愛すぎる、むしろ妻に似合うなと思い、実際に妻の方が似合ったので、最近は妻が使用していました。この辺のスケール感は私と妻で違うなと感じました。
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(妻が購入してくれた時計一個目。妻の腕時計になりました。rikiのAKPK402ですね。)


私の方は相変わらず腕時計を着用しない生活が続いていましたが、さすがに私にプレゼントした時計を妻自身が着けているのを気にしているのか、今年の誕生日に再度時計をプレゼントしてくれる提案を受けました。今度は自分で気に入りを探すことにして、秋葉原のヨドバシカメラや有楽町のビックカメラまで出向きました。

買いたい時計を決めずに腕時計を見たことはこれまで無かったですが、膨大な時計を眺めていると好みが浮かび上がってきます。
・デザインはシンプルに。でもシンプル過ぎず。
・銀色の金属ベルトは好みではない。
・黒の文字盤は好きではない。真っ白もイマイチ。
・できれば文字盤の数字はアラビア数字。全体のデザインがよければ数字ではなくて良い。
・大き目の文字盤サイズ。でも遊び過ぎないもの。
・仕事のスーツでも、休みの日でも使えるようなもの。
・今回は海や山に使えそうなアウトドア時計やダイビングコンピュータのようなものは無し。(よく考えたら今までそういう腕時計しか持っていなかった・・・。)
・できれば国産メーカー、でも気に入れば舶来ものでも良い。
・日用品なのでアホみたいに値段が高いもののは嫌だけど、いい年なので安っぽすぎるものではないもの。

そんなところでしょうかね。まずは値段で線引きせずに時計コーナーのショーケースを高いものも安めのものも問わず国産メーカーから舶来メーカーまで探したのですが、どうも決め手にかける。。。こう一目ぼれするようなものが無いのです。趣味性が高いものですからお金をかければ良いってものではないのですが。

「絶対にこれだ!」というものは無いものの、気に入ったのはドイツのツェッペリンのクロノグラフとスイスのモンディーンの時計。どっちも舶来もの。ツェッペリンは名前の通り古い飛行船のイメージにぴったりなクラシカル計器類のようなデザイン。モンディーンはシンプルながらも見やすく赤の針がアクセントになるデザインです。
  
(左がツェッペリン・右がモンディーン)



しかし、rikiの展示コーナーに入ると、やっぱりrikiのコーナーにある一つの時計に一瞬で心を奪われて、ほぼ即決。念のため時計コーナーをもう一周りして腕時計を眺めたけど、やはりrikiのもの以上に気に入るものはなくでした。

私めに買って頂いたのはこれ。
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rikiのクロノグラフ。AKPV404というモデルらしいです。

大き目の文字盤でシンプルな腕時計はデザインが間延びしがち。一方でクロノグラフは針、稼動部が多いせいか、うるさいデザインになりがち。しかし、このrikiのクロノグラフは、クロノグラフ部分の小さな文字盤が、見た目が間延びしない程度のアクセントになり、かといってシンプルなクロノグラフなのでうるさくなりすぎず、デザインとシンプルさの調和が私の好みです。バンドも苦手な金属ではなく皮のものですし。

このモデルも文字盤の色に黒や青、白、それぞれに応じて皮バンド部分も違う色があり、文字盤回りの金属も金色や銀色といったように細かな組み合わせがあったようですが、褪せた紙のような色をした薄黄色の文字盤に濃茶色の皮バンド、ステンレスをシンプルに削り出したような質感の銀色のケース枠のモデルに一目惚れしました。この辺の配色は妻が最初に選んだ時計と似ていると思います。元々二人の好みが似ているのか、好みが似てきているのか、、、両方かもしれません。

並べてみるとやっぱり配色は似ています。が、文字盤(ケース)の大きさ、バンドのごっつさは相当違います。クロノグラフの文字盤が44㎜。小さい時計の方は35㎜。ベルトの太さも1.5倍くらい違うようです。
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AKPV404とAKPK402を並べてみます。

一万円そこそこの価格で良質な時計を供給するSEIKO社と渡辺力氏に敬意を表します。ただ残念ながらこのクロノグラフモデルは廃番になったのかrikiのサイトのカタログからは消えてしまっています。あやうく買い逃すところだったのか。
またrikiから楽しいクロノグラフを出してほしいですが、私は今のものを気に入っていますので、しばらくは手を出さないと思うけど。。。

いずれにせよ、rikiシリーズは子供向けの良質なデザインの本物の時計を出したりする着眼点も面白いし、なにより良質で低価格の時計を作る日本のお家芸で王道を行くような素晴らしいシリーズだと思います。

  
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居間に敷いた畳の話:団地リノベーション

2015.06.11(Thu)

先日ここで書いた通り、我が家の内装は和風(といっても団地ですので戸建ての日本家屋に比べればなんちゃって和風なので、和風と書くのも少しむず痒い。。。)で居間は畳敷きです。

団地の建築当初の1960年代~70年代は畳の部屋があるのが当たり前だった団地ですが、時が経つにつれ、内装の老朽化→リフォーム・リノベーションが進み、そのリノベーション・リフォームの多くのケースで和室を潰してフローリングにするケースがとても多いようです。私たちが購入した団地の一室も90年代半ばにリフォームされてあり、畳はすべて撤去され、全床がフローリングになっておりましたし、「団地 リノベーション」でGoogleで画像検索しても、和室の画像はほぼ出てきません。今や集合住宅の和室というのは絶滅の危機に瀕しているのかもしれません。日本全国で見られたメダカが絶滅危惧種になっているように、、、。


さて、我が家が新居に引っ越す前に住んでいた社宅は築40年コースで台所(キッチンとは書きたくない。。。)以外は和室が3部屋というtraditionalな団地建造物でした。社宅だけあって一切リフォームしておらずでしたが、南北に窓があり、風が抜ける団地構造の部屋の畳の上でゴロゴロするのはなかなか心地よかった生活であり、また畳生活は目線が下がり、天井の低い団地では広く見えることもあり、最近のリノベーションの主流とは逆ですが、我が家の新居の居間は和室の畳敷きにすることにしました。


畳と言ってもいろいろあります。最近の流行は縁の無い正方形の畳(琉球畳含む)。リノベーションでもこの畳をフローリングの一角にいれたり、新築マンションの一部屋や一区画に入れるケースはそれなりに見かけます。

しかし私も妻も縁無しの正方形畳があまり好きではないという点で一致し、そして妻は縁に金糸?で模様や刺繍も入らない方が良い、ということで、団地間サイズではありますが、横長の昔からあるスタイルのなかなり男前なこんな畳が入りました。
IMG_0663_201505300013221ab.jpg
紺色のシンプル縁の長方形タイプの畳です。これを八畳敷きました。写真ではわからないですが、減農薬栽培のい草で出来た畳です。オーガニックな畳。縁の色は茶色や濃緑等、何色からか選択可能でしたが、あえて渋めの色に。このような畳を現代のリノベーションに採用する事例はあまり多くないかもしれません。

八畳は団地サイズとはいえ、なかなか広く夫婦でアザラシのように転がっても余裕です。

気になる材料費・施工費ですが、まず材料費。減農薬素材の畳ということもあり高くなるかなと思ったのですが、平米当たりの単価は、無垢材フローリングと比べても畳の方が安めという結果でした。
(といってもフローリング材も樹種やグレードがたくさんあるので一概には言えないと思いますが、、、。ちなみに我が家のフローリング部分は国産の檜の上小節材をメインに使い、杉・節有り材、檜・無節材を部分的に使っています。畳の平米辺り単価はメインの檜材フローリングに比べれば70~80%程度、比較的安いフローリング材の杉材よりは少し高いくらいの価格になりました。)
施工費も無垢材フローリングと比べてそこまで極端に違っているわけではなかったです。

以上のように畳はなかなか快適でかつ、そこまで施工費や材料費がフローリング材と違わない、むしろ若干安いくらいです。もうちょっとリノベーションで畳敷きを選択する家が増えたら良いなと思います。もちろんあらゆる場面で畳敷きが良いわけでは無いと思いますが、検討の材料の一つにもしないのはもったいないと思います。


しかし上の畳だけの写真を見ると何か生活感が無く物足りない感じですね。この写真は完成引き渡し時に撮ったもので、まだ物が何も無い状態です。現在は畳の上にちゃぶ台やら座布団やらが置かれていますが、部屋の建具に障子が入ってなかったり、窓にカーテンが入ってなかったりで、まだ部屋全体を紹介できる状態では無いないのが残念です。いずれ部屋全体の雰囲気を紹介したいです。

そして畳の背景に下部分だけちらっと写っている引き戸の古建具は畳と共に和風な雰囲気を出す要素になっており、デザイン的にも機能的にも我が家の「顔」の一つ(妻のこだわりポイントでもあり、私がこの部屋を気に入っている重要なポイント)でもあります。こちらもいずれ紹介したいです。


最近の我が家では、居間の畳の上では職場から戻って力尽きた妻が着替えもせずゴロゴロ転がっているのを日付が変わる頃帰宅した私が発見して、寝室に行くように叱り飛ばす・妻が寝室に転がり込むのが繰り返されています。。。どうも居間の畳の感触が良すぎるのと微妙に寝室が居間から遠くなったのが妻の敗因のようです。
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ぼんやり夜間飛行、南米上空にて

2015.06.03(Wed)

時差ぼけを抱えたままパリのシャルル・ド・ゴール空港を深夜に飛び立って、大西洋を渡り南米大陸に差し掛かってきました。ブラジルの街の灯りが雲海の狭間から見えてきました。雲の上の星空は北半球のそれとは違い妙な配置なのでやっぱり妙な気分。

現地時間はAM2:40過ぎ。明日の事を考えると寝た方がいいのですが、パリからの飛行時間はすでに7時間を越え、そのうち5時間くらいは寝倒したので、なんとも眼が覚めてしまいました。まだ目的地までは5時間くらいあるけど。。。



思えば妙なところまで来てしまったな、と暗い機内でぼんやり思いつつ、(海外に能動的には行かないのでどこの国に行っても、いつもこの概念は付きまとうのですが)これまで読んだり見たりしてきた旅や歌に関する一節が思い浮かんでは消えます。

北杜夫「どくとるマンボウ航海記」(の海の詩の部分)
沢木耕太郎「旅する力」
小沢健二「僕らが旅に出る理由」
阿川弘之「南蛮阿房列車」

そして南米つながりで
北杜夫「輝ける碧き空の下で」

私の南米に関する知識は、一般知識を除けば、最後の北氏の著作である日本からの移民にまつわる知識とイメージしかないことを改めて認識しました。

南半球に着いたらやることリスト
•鳥など野生動物の違いをよく確認すること。(さすがに一眼レフと望遠レンズは持ってこなかったですが、双眼鏡は持ってきました。)
•緯度経度を計算して、ちゃんと日本の裏側がどの辺になるのか確認。
•星座の違いをよく確認すること。特に石垣では低い位置でしか見えなかった南十字星がどこにいるか確認。石垣では南十字星の観測は初夏の頃が最適だったので、きっと南半球でも見られるに違いない。。。


(エアーフランス、ブエノスアイレス行きの機内で下書き作成。。。)
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プロフィール

ひろき


著者:ひろき

内容:
・アザラシ、海棲哺乳類、鳥、海底の這いずりモノの記録
・旅の記録
・読んだ本の記録
・団地のリノベーション
・その他日々思いつくこと

著者連絡先:
tokkariblogあっとgmail.com
(あっとは@に変換ください)

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