流氷観光船からカモメに餌を与えるのを止めて欲しい

2006.01.09(Mon)

そろそろ流氷シーズンに入り、オホーツク海側に本格的な流氷観光シーズンがやってきます。私は3年くらい前に初めて流氷を見て以来、毎年のようにオホーツク海側に行くほど流氷好きになりました。

流氷を沖で眺めるとなると砕氷機能を搭載した観光船に乗ることになると思います。具体的には紋別のガリンコ号・網走のオーロラ号があります。
私自身は去年の2月にオーロラ号に親父と乗船し流氷を堪能させていただきました。流氷にびっしり覆われとてもよかったのですが、一つ残念だったのが、表題に上げた観光客によるカモメへのえさやりです。

わざわざ流氷の海に出てその辺にいるカモメにエビせんをやることもないだろうと思いますし、野生動物への餌付けが問題視される昨今(弱いですが環境省のサイト内にもこのような文章がありますし、生物多様性国家戦略にも「鳥獣の急激な増加等による生態系の撹乱を適切な管理のもとに防止する」なんて文章もありますし)、カモメに油で揚げた高カロリー菓子類を与えるのはいかがなものかと思います。

個人的にはこっちは双眼鏡やカメラで流氷上にいるオジロワシやオオワシを見たりアザラシを探したりしているのに、視界にカモメが入ってきて集中できませんでした。しかも手にエビせんをもって直接餌を渡そうとするものですからかなり近くにカモメがやってきて邪魔で仕方ありませんし。カモメなんぞ夏のフェリーにすら大量に群がるというのに。ワシやら流氷やらを眺めている客はカモメに餌を与える客を仕方ないなーといった感じで見ていましたが…。

オーロラ号のお客さんの比率は日本人客A(基本的に双眼鏡、カメラ持参・猛禽やアザラシなど流氷が目当て・写真撮りまくる):日本人客B(なんとなく来てみた。流氷には出航10分で飽きた、寒いしね):アジア系観光客(台湾・香港辺り)=2:5:3位の印象だったのですが、このうち日本人客Bとアジア系観光客がカモメに餌をやるので船の周り一面カモメみたいになってしまっていました。カモメに餌にやっているのに夢中で30m先でオオワシが流氷から飛び立っても何も気づかないのですから大したものです。アジア系の観光客はなんとなく北海道に来た方が多く猛禽等を知らなくても仕方ないと思いますが。

大陸系観光客はツアーですし、日本人客Bはやる気のあまりない客なので、おそらくですが早朝の便に乗船すれば彼らに巻き込まれる率も下がるかと思います。でも早朝に起きたりしなくても流氷観光船なのですからいつでも落ち着いて流氷を眺めたいものです。

(追伸)
私が流氷シーズンに乗船したことがあるのは網走のオーロラ号だけでしたがガリンコ号も餌付けしているようです。ちょっと古いですがオフィシャルサイトのgoogleキャッシュにこんなのがありました(^^;
ちなみに6月のガリンコ号によるとっかり放流クルーズの際はみんな放流アザラシに夢中&悪天候で誰もカモメには見向きもしていませんでした。

(追伸2)
googleでカモメ+ガリンコ号で検索したら「カモメの餌付けができて感激!」みたいなサイトがたくさんあって相変わらず自分は少数派だなぁと思いました(^^;そんな中、少数の人も同じようにカモメが邪魔だーと思っているようで仲間はいました。こちらのブログでは昨日の記事で砕氷船のカモメの餌やりについてのご意見をお書きになっていました。偶然にびっくり。
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