富士登山その3~ご来光から頂上を目指す~

2012.08.23(Thu)

(関連記事:
富士登山その1~いよいよ登り始める~
富士登山その2~山小屋泊について~

富士山二日目。この日は頂上を目指し、さらに下界まで降りる長い一日です。起床は2:30。厚着をしたり用意をして出発したのは3時過ぎ。小屋の前に出ると東の空にはオリオン座が上がっており、秋が近付いているんだなぁと実感します。オリオンの左にある明るいのはたぶん木星。
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登山道はもちろん真っ暗なのでヘッドライトを付けて出発します。ぽつぽつ登山者もいますし、上の小屋の光も見えるのであまり寂しい感じはしません。空は満天の星空が広がっているのでご来光には申し分ないでしょう。ご来光は八合目付近で見る予定です。ちなみに気温は7度程度。東京の冬くらいの気温なので防寒対策は重要です。

黙々と登ること2時間半、だんだん空が白んできたので、登山道の脇に腰を下ろしご来光の瞬間を待ちます。空が濃い青から青→オレンジ→赤→白になって星が消え、ついにご来光!山中湖や河口湖のあたりは雲海が拡がり、先週行った八ヶ岳も雲の上にぽっかりと浮かび上がっています。湘南方面まで見える抜群の眺望でした。こればっかりは運しだいですが運が良かったなぁと思います。日の出前は寒くて仕方なかったのですが太陽が持つその熱に感動します。
2012年8月20日のご来光。山中湖、河口湖あたりは水蒸気が発生して雲海が広がる一方で、江ノ島湘南方面まで展望が利きました。
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雲の上に浮かび上がる八ヶ岳。
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太陽が出た後は、あと目指すのは富士山登頂のみ! 3400、3500mと高度を上げていきますが、解け切っていない雪が現れるとともに、ぽつぽつ道脇に高山病でやられたと思われる登山者の方がぐったりしている様子も散見されるようになります。酸素缶・スプレーを吸う方も増えていきます。(ちなみに私は酸素缶の類は持っていきませんでした。)
空気は明らかに薄く、ちょっとした運動でもすぐに息切れをしますが、立ち止まって2回くらい深呼吸をすると楽になります。ちょっと登っては少し立ち止まって深呼吸を繰り返しで、登って行きます。高山病のような頭痛や吐き気は無いですが、空気が薄いんでしょうね。。。
写真は8合目付近の残雪。
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ペースを落とし、のろのろ登り、8時頃に吉田口登山道の山頂に登頂しました。山頂ではありますが、これは3776mではありません。富士山の「頂上」という言葉の定義は難しく、何本かの登山ルートごとに「頂上」があります。富士山頂はかなり広く、真ん中に火口があってくぼんでおり、その周りを歩くのが「お鉢めぐり」。それぞれのルートの頂上を結んでいます。頂上は何箇所かありますが日本最高地点はもちろん唯一で、そこは剣ヶ峰のトップで3776m。剣ヶ峰の頂上は吉田口頂上から火口を挟んで対岸にあるので、お鉢をめぐりつつ、剣ヶ峰を目指します。

何はともあれまずは吉田口山頂にある富士山頂上浅間大社奥宮に参拝します。吉田口山頂はビールやカップラーメンを売る食堂兼お土産屋さんが並び、自動販売機もあるようなにぎわい。頂上が一番混むのは夜明けなのですでに下山を開始している方が多く混雑のピークははずしていました。
富士山頂上浅間大社奥宮前の様子。
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いよいよ、剣ヶ峰を目指そうと思いますが、ここらあたりで体調にちょっと異変が。。。

(続く)
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