新潟妻有のど地酒「天神囃子」と大地の芸術祭

2013.05.15(Wed)

新潟県十日町市の魚沼酒造が作る天神囃子という地酒があります。祖父母の家がある集落の隣の集落で作られる酒で、昔からお盆になると家の大人達が飲んでたお酒。

そんな古くからある酒で、通常は日本酒って感じのラベルでこの黄色いラベルがなんとも馴染み深い。我が家で飲むのはもっぱらこの黄色ラベルの一升瓶。横浜の我が家にも一本空き瓶が転がっていたので写真を撮ってきました。(色が飛んじゃっていますが。。。)
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多分、魚沼の農家に愛されて飲まれてきたお酒かと思います。私が成人して当時78歳くらいのじいさんと初めて杯を交わしたのもこの天神囃子。おじや父とも酌み交わしたお酒。なので個人的に非常に思い入れのあるお酒です。味は甘口かな?飲みやすい酒だと思いす。まぁ日本酒でのみにくいと感じた酒は無いのでよくわかりません。馴染み深いので私はホッとする味のお酒。

天神囃子というのは公式サイトに「”天神囃子”は妻有地方でずっと唄い継がれている祝い唄ですが元々は稲作豊穣を祈願する神事唄であった」とありますが、我が家はじいさんやばあさんも含め、それっぽい唄を歌っていたのは聞いたことが無いぞ…。まぁあまり歌を歌って騒ぐ家ではないのでそれはそれとして。

新潟の酒はプレミア路線で県外に斬り込んでいった越乃寒梅、八海山、久保田など、それに対して大量生産式で県外に斬り込んでいった菊水や上善如水などありますが、この天神囃子はど地酒として十日町圏でほそぼそ楽しまれていて、あまり県外には出ていないのではないでしょうか。私も都内の地酒の種類を売りにしていたり、新潟の地酒を売りにしている料理店ですらこいつを見たことはないですもん。。。そんな感じなので私の中では"ど地酒"の天神囃子なのですが、最近はこんなオサレボトルで売られています。

地酒のイメージを覆すボトルでアートボトルと言うそうな。農家のおっさん方が飲んでいるような地酒には見えないでしょう?
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カラフルで水引が付いたボトル。お酒の名前通りのめでたい感じを再現しています。
こんなオサレボトルが生まれたのは大地の芸術祭の一環で、芸術家とのコラボだそうな。公式サイトの解説をご覧ください。
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裏のラベルもこの通り。ここまでかっこよいと「あの天神囃子かい」という気になってきます。先ほどリンクを張った公式サイトのデザイナーの黒柳さんのコメントが実にいい。特に感心したのは以下の部分。「コンパクトな現代生活に沿った内容量、贈答品としての使用に耐えうるデザイン性を持った商品を市場に投下することで、消費の低下が悩まれる日本酒をはじめとする高アルコール市場の活性化を図った。」なんというか、私が言うのもおこがましいですが黒柳さんの持っている芸術性、センス、持っている能力を使って地場の地酒というものを盛り上げようとするコンセプトが素敵です。
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大地の芸術祭は地場の物を売れる形にして提供する場でもあり、たぶん地酒は普段のまない人にも、このボトルに入っている天神囃子を飲んでみようかなと思わせるものであり、そう思わせたのならこの商品は大成功ですよね。
天神囃子アートボトルは大地の芸術祭とリンクしているオンラインショップから購入可能です。赤で統一された天神囃子の異なるバージョンや同じく十日町市にある酒蔵の松乃井のアートボトルもあります。ぜひご覧くださいませ。そしてぜひ妻有郷へ。
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