獅子ヶ鼻湿原・あつみ温泉・車中泊をして横浜へ

2013.11.23(Sat)

さて10月の三連休でやってきた福島秋田旅行。早くも二日目の午後には帰路につきます。男鹿からは横浜まで700km。なかなかの距離ですが今は高速道路網も整備されて、ほぼ全線高規格道路が整備され楽に運転できます。公共事業万歳。

ただ、帰る前にもう一箇所寄りたいところがあり、多分男鹿から横浜は秋田道→東北道の内陸ルートで関東に向かうのが最速ルートなはずですが、道草をして日本海沿いを南下します。
つまり秋田道から日本海東北道へ。向かった先は秋田と山形の県境にそびえる鳥海山の中腹にある獅子ヶ鼻湿原。
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獅子ヶ鼻湿原という場所はマニアックなところで聞いたことがある人はなかなかの自然マニアだと思います。

しかしマリモ界ではここは有名なスポット。何でかと申しますと「チョウカイマリモ」が生息しているのです。これは私としては秋田に来たのに素通りできない生き物です。

チョウカイマリモの生息地は獅子ヶ鼻湿原の真ん中にある河川です。
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しかし男鹿水族館のアザラシ展示が思いのほか楽しく、想定以上に時間をとってしまい、出発が遅れ、獅子ヶ鼻湿原の駐車場に滑り込んだのが15時半くらいになってしまいました。秋の太陽はつるべ落とし。既に夕方の気配が農耕に漂っています。
駐車場からチョウカイマリモ生息地までは森林や湿原の中の歩道を45分程度歩かねばなりません。この日の日の入りは17時くらいですが、森の中はただでさえ薄暗いのでこの時間から森の中に入るのは自殺行為。夜間装備を持ってきておりませんし、無念ながらこの日はチョウカイマリモの観察はあきらめることにして、20分くらい森を散策して撤退します。
したの写真は森の中の小川。チョウカイマリモの切れっ端でもいないかと見てみたのですが、まぁ判るわけ無いです。
チョウカイマリモは脇に置いていても、冬に向かって支度をしている無人の夕方のブナ林は鼻の奥を刺激されるような寂寥感に満ちていました。胸に迫るものがあります。
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これは駐車場の管理等で貰った獅子ヶ鼻湿原の地図。チョウカイマリモ生息地までは結構あることが分かるかと。。チョウカイマリモを見に行く方は計画的に。。。
ちなみにチョウカイマリモと阿寒湖にいるあのマリモとは、相当生物としては異なるものです。チョウカイマリモはコケの仲間がの集合体のようですが、マリモは緑藻ですので。コケと藻というだけでも分類がまったく異なる生きものであるということは、その筋の方ではなくても直感的に理解できるのではと思います。
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鳥海山は海から一気に標高が上がる火山。その中腹から下界に下りたら日本海に沈む夕日。
天気は良くても波の高さが冬の入り口の日本海っぽい。東京や大阪など太平洋側の人にとっては太陽は海から上がり山に沈むものですが、日本海側の人にとって、海は夕日が沈む場所。日本海側育ちの私もこの感覚は抜けない。
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東の空には大きな月が登り、夜へ。
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自分は横浜を目指し南下します。秋田県から山形県に入り、酒田市のワンタンメンの満月さんで夕飯です。
さらに南下、新潟と山形の県境に近いあつみ温泉で一浴。
それなりに大きな温泉で、東北の温泉らしく、共同浴場が何個かある温泉です。今回は「下の湯」へ。玄関を入って、たたきを上がったらいきなり磨きこまれた床が迎えてくれます。
素敵な温泉ですが受付の人も入湯客も含め誰もいない・・・。(温泉の中は普通は撮影できないと思います。私もそう思っていつものカメラなんぞ車においてきましたが、このときは誰もいなかったのでささっと持っていた携帯電話で撮影しました。)
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入湯の料金は、「協力金」という名のもと、200円を脱衣場の棚に設けられた郵便ポストのようなところに入れます。無人ですので入り逃げもしようと思えば簡単に出来ますが、その辺はおおらかなもんです。。。
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お湯はもちろんかけ流し!贅沢です。浴槽のふちから遠慮なくあふれる温泉の様子はまぎれも無く一級の温泉の証。横浜でこのクオリティなら1000円くらいは取れそうなもんです。
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、、、しかし、あつみ温泉は源泉の温度が68度の温泉。一級過ぎて人間が直で入るには厳しい。壁際の湯壷水槽から入浴用浴槽に入る源泉の量を調整して適温にするのですが、これがまた先客がいなかったせいか、入浴用浴槽に温泉が遠慮なく注ぎ込み、とんでもなく熱く、入浴できない・・・。入浴水槽についている水道を全開にしてうめるうめる。せっかくの源泉掛け流しですが、私が入られる頃には1/3くらいは水道水になっていたような気がします。源泉量の温度が高く掛け流し量が多いというのも贅沢すぎる悩みです
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あつみ温泉はなかなか楽しく、浴用のほかにも飲用泉でほのかに塩気や硫黄の匂いがする温泉を飲んでから、22時頃に出発。さらに南下して新潟県へ入ります。
時間も深夜に差し掛かってきて、深夜の特有の気だるいようなドライブ時間になります。新潟県には私が産まれ、今も両親が暮らす街もあるのですが、今回は素通りを決め込みます。高速道路から降りません。来月行く予定がありますので。
国道7号線から日本海東北道に入り、豊栄SAで車中泊をすることに。SAには周りに同好の士も多いようで、さすが三連休。AM0:30頃、駐車場に車を止めダッシュボードのハダカデバネズミたちも休んでいるようなので、私も後部座席とトランクをつなげたスペースに移動しごそごそと就寝。
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三連休の最終日、とっとと横浜に戻りたかったので5時前に起きるつもりでいたのですが、さすがに2連の車中泊で疲れていたのか7時くらいまでぐっすりと就寝。差し込む朝日に気づき、がばっと起きたら周りの車中泊グループは皆無。皆さん既に出立されたようで。周りに誰もいないだけなのですが何か負けたようで悔しい。自分に腹を立てながら、熱い缶コーヒーをすすりながら横浜を目指して出発。
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三連休の最終日なので関越は大渋滞と思いきや、早く出たせいか渋滞らしい渋滞に巻き込まれず13時頃、横浜の我が家に。

正味48時間の東北旅行の割には盛り沢山で満足感の高い旅行でした(^^)福島秋田山形あたりのポテンシャルの高さを改めて再確認させられました。消化不良気味なのでもう少し時間を掛けて回りたいところですが。。。
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・アザラシ、海棲哺乳類、鳥、海底の這いずりモノの記録
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・その他日々思いつくこと

著者連絡先:
tokkariblogあっとgmail.com
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