居間に敷いた畳の話:団地リノベーション

2015.06.11(Thu)

先日ここで書いた通り、我が家の内装は和風(といっても団地ですので戸建ての日本家屋に比べればなんちゃって和風なので、和風と書くのも少しむず痒い。。。)で居間は畳敷きです。

団地の建築当初の1960年代~70年代は畳の部屋があるのが当たり前だった団地ですが、時が経つにつれ、内装の老朽化→リフォーム・リノベーションが進み、そのリノベーション・リフォームの多くのケースで和室を潰してフローリングにするケースがとても多いようです。私たちが購入した団地の一室も90年代半ばにリフォームされてあり、畳はすべて撤去され、全床がフローリングになっておりましたし、「団地 リノベーション」でGoogleで画像検索しても、和室の画像はほぼ出てきません。今や集合住宅の和室というのは絶滅の危機に瀕しているのかもしれません。日本全国で見られたメダカが絶滅危惧種になっているように、、、。


さて、我が家が新居に引っ越す前に住んでいた社宅は築40年コースで台所(キッチンとは書きたくない。。。)以外は和室が3部屋というtraditionalな団地建造物でした。社宅だけあって一切リフォームしておらずでしたが、南北に窓があり、風が抜ける団地構造の部屋の畳の上でゴロゴロするのはなかなか心地よかった生活であり、また畳生活は目線が下がり、天井の低い団地では広く見えることもあり、最近のリノベーションの主流とは逆ですが、我が家の新居の居間は和室の畳敷きにすることにしました。


畳と言ってもいろいろあります。最近の流行は縁の無い正方形の畳(琉球畳含む)。リノベーションでもこの畳をフローリングの一角にいれたり、新築マンションの一部屋や一区画に入れるケースはそれなりに見かけます。

しかし私も妻も縁無しの正方形畳があまり好きではないという点で一致し、そして妻は縁に金糸?で模様や刺繍も入らない方が良い、ということで、団地間サイズではありますが、横長の昔からあるスタイルのなかなり男前なこんな畳が入りました。
IMG_0663_201505300013221ab.jpg
紺色のシンプル縁の長方形タイプの畳です。これを八畳敷きました。写真ではわからないですが、減農薬栽培のい草で出来た畳です。オーガニックな畳。縁の色は茶色や濃緑等、何色からか選択可能でしたが、あえて渋めの色に。このような畳を現代のリノベーションに採用する事例はあまり多くないかもしれません。

八畳は団地サイズとはいえ、なかなか広く夫婦でアザラシのように転がっても余裕です。

気になる材料費・施工費ですが、まず材料費。減農薬素材の畳ということもあり高くなるかなと思ったのですが、平米当たりの単価は、無垢材フローリングと比べても畳の方が安めという結果でした。
(といってもフローリング材も樹種やグレードがたくさんあるので一概には言えないと思いますが、、、。ちなみに我が家のフローリング部分は国産の檜の上小節材をメインに使い、杉・節有り材、檜・無節材を部分的に使っています。畳の平米辺り単価はメインの檜材フローリングに比べれば70~80%程度、比較的安いフローリング材の杉材よりは少し高いくらいの価格になりました。)
施工費も無垢材フローリングと比べてそこまで極端に違っているわけではなかったです。

以上のように畳はなかなか快適でかつ、そこまで施工費や材料費がフローリング材と違わない、むしろ若干安いくらいです。もうちょっとリノベーションで畳敷きを選択する家が増えたら良いなと思います。もちろんあらゆる場面で畳敷きが良いわけでは無いと思いますが、検討の材料の一つにもしないのはもったいないと思います。


しかし上の畳だけの写真を見ると何か生活感が無く物足りない感じですね。この写真は完成引き渡し時に撮ったもので、まだ物が何も無い状態です。現在は畳の上にちゃぶ台やら座布団やらが置かれていますが、部屋の建具に障子が入ってなかったり、窓にカーテンが入ってなかったりで、まだ部屋全体を紹介できる状態では無いないのが残念です。いずれ部屋全体の雰囲気を紹介したいです。

そして畳の背景に下部分だけちらっと写っている引き戸の古建具は畳と共に和風な雰囲気を出す要素になっており、デザイン的にも機能的にも我が家の「顔」の一つ(妻のこだわりポイントでもあり、私がこの部屋を気に入っている重要なポイント)でもあります。こちらもいずれ紹介したいです。


最近の我が家では、居間の畳の上では職場から戻って力尽きた妻が着替えもせずゴロゴロ転がっているのを日付が変わる頃帰宅した私が発見して、寝室に行くように叱り飛ばす・妻が寝室に転がり込むのが繰り返されています。。。どうも居間の畳の感触が良すぎるのと微妙に寝室が居間から遠くなったのが妻の敗因のようです。
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著者:ひろき

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・アザラシ、海棲哺乳類、鳥、海底の這いずりモノの記録
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・団地のリノベーション
・その他日々思いつくこと

著者連絡先:
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